忍者ブログ

myhankos

平凡

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

平凡

私は今年39歳になる。人生五十が通り相場なら、まだ今日明日穴へ入ろうとも思わぬが、しかし未来は長いようでも短いものだ。過去って追わえば実に呆気ない。まだまだと云ってるうちにいつしか此の世の隙が明いて、もうおさらばと言う時節が来る。その時になっていくらあがいたってもがいたって追付かない。覚悟をするなら今のうちだ。 いや、しかし私も老込んだ。39には老込みようがチト早すぎるという人もあろうが、気の持ち方は年寄りも老けた方が好い。それだと無難だ。 国内郵便用 和文印(櫛形印、丸型印)、大型郵便物で用いられるローラー印印鑑 作成、自動押印機で用いられる機械印などがある。 丸型和文印 すべての郵便局に配備されている一般的な消印である。1989年以降、櫛形印に代わり配備が始まった和文表記の消印である。 名称通り表記は和文によりなされており、国内宛郵便物の引き受け等に使用される。 主に局内での郵便物押印作業に使用する槌型、窓口で使用する棒型がある。槌型は現在でも金属印が主流であるが、棒型は金属印からインク浸透式印(俗に言うシヤチハタ)へ移行している。インク浸透式印は簡易局を除く(一部簡易局に配備)半数以上の郵便局に配備されている。無集配局の場合、インク浸透式印導入後に金属印の使用を取りやめてしまうことが多い。 どうしてこんな年寄りじみた心持ちになったものか知らぬが、強ち苦労をして来たせいではあるまい。私ぐらいの苦労は誰でもしている。最も苦労しても一向苦労にめげぬいつまでも元気な人もある。あるいは苦労が上辷りをして心にしみないように、何時までも幼気の失せぬお坊さんだちの人もあるが、大抵はみんな私のように苦労にめげて、年寄りは老込んで、意気地なく所帯染みて終い、役所の帰りに鮭を二切竹の皮に包んで提げてくる気になる、それが普通だと、まあ、思って自ら慰めている。 もうこうなると前途が見え透く。もうどんなにもがいたとて駄目だと思う。残念と思わぬではないが、思ったとて仕方がない。それよりはその暇で内職の賃役の一枚の余計にして、もう、これ、冬が近いから、家内中に綿入れの一枚も引張らせる算段をしなければならぬ。
PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R